ONICHA(オニチャ)とは?HIKAKINの麦茶が話題になった理由を解説

麦茶って、気づけばいつも家の冷蔵庫にありますよね。部活の水筒にも、夏の食卓にも。わざわざ選んだ記憶がないのに、なぜかいつもそこにある。そんな「地味だけど定番」の飲み物に、開ける前からちょっとワクワクする仕掛けを持ち込んだのがONICHA(オニチャ)です。

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ONICHAって、そもそも何?

ONICHAは、YouTuberのHIKAKINさんが設立したBEE株式会社が販売するペットボトル麦茶です。2026年4月21日から、全国のセブン‐イレブンで順次発売されました。発売日や価格などの基本情報は、セブン‐イレブンの公式ニュースリリースをご覧ください。

名前は「鬼」と「お茶」を合わせたもの。キャラクター「おにっぴ」をあしらったラベルが3種類あって、しかもそのラベルを剥がすと、裏側に「鬼みくじ」が隠れています。大吉・中吉・小吉に加えて、シークレットが1種。全部で4種類です。

買うときにデザインを選び、飲んでラベルを剥がして結果を見る。ペットボトル1本に、小さな遊びがひとつ入っている——そういう設計になっているんですね。

味は、どんな感じ?

余計なものは使わず、抽出原材料は六条大麦と二条大麦のみ。じっくり丁寧に抽出することで、大麦本来のうまみと香ばしさを引き出しつつ、後味はすっきり。

発売時の案内価格は本体138円。ただし価格は店舗・時期によって変わることがあるので、実際に買うときは店頭で確認してください。

ちなみに、実際に飲んだ人の感想としては「思ったより普通の麦茶だった」という声もかなり見かけました。期待値はどうしても高くなりますよね。ただ、裏を返せば、奇をてらわない素直な味ということでもあります。ここは好みが分かれるところ。

実は、けっこう賛否が分かれた商品 炎上の理由

ONICHAを語るうえで、この炎上を飛ばすのはちょっとフェアじゃないと思うので、触れておきます。

2026年4月5日、HIKAKINさんが自身のチャンネルで発売を告知する動画を公開したのですが、この動画がSNSで大きな議論を呼びました。従来の麦茶を「地味で主役ではなかった」「親に言われて飲む退屈な飲み物」と表現したこと。そして「日本の麦茶、変えるぞ」と掲げながら、使われている大麦がカナダ産・オーストラリア産だったことです。

これを受けてHIKAKINさんは4月10日に説明の動画を公開しました。国産大麦も検討したものの、年間を通じた安定供給が難しく断念したこと。「みそきん」のときに品切れで待たせてしまった反省から、まずは供給の安定を優先したこと。そのうえで、早ければ同年10月頃から国産大麦を導入する計画も表明しています。

「言い方がよくなかった」と反省を口にする一方で、事実と異なる情報の拡散には法的な対応を検討するとも述べていて、このあたりも含めて注目を集めました。つまりONICHAの話題性は、純粋なワクワク感だけでできていたわけではないんです。

それでも、若い世代にはしっかり刺さった

賛否はありつつも、届くところにはちゃんと届いていたようです。株式会社AMFが発表したJC・JK流行語大賞2026上半期では、ONICHAがモノ部門の4位にランクインしました。全国の女子中高生を対象にした調査がベースになっているランキングです。

麦茶という、味だけではなかなか語られにくいカテゴリーに、「誰がつくったのか」「開けると何が出るのか」というストーリーが加わった。写真や動画のネタになる余白があった。この2つが効いたのだと思います。

大人が眺めると、これはこれで面白い

ONICHAは「有名人の名前を付けただけの商品」ではありません。日常品にキャラクターを乗せ、くじという偶然性を足して、買った人が自然と次の発信者になれるように設計されている。そのうえで、原材料をめぐる指摘には修正の方針を示す——ここまで含めて、いまどきのブランドの立ち上がり方だなあと感じます。

麦茶を飲むという習慣そのものは、たぶん昔から何も変わっていません。でも「どれを手に取るか」の理由は、ずいぶん変わってきているのかもしれませんね。

ブランドの最新情報はONICHA公式サイトで確認できます。気になった方は、次にセブン‐イレブンに寄ったとき、ちょっと棚を覗いてみてください。

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